自然・インテリア

ほのぼの日誌

冬枯れのベランダ植物のぼやき日記|季節の移ろいとともに、思い出されるものでございます。

お嬢様が生まれる前からこの家を見守ってきた、ベランダの古参植物。夏は愛でられ、冬は葉を落とし忘れ去られる。室内の若手に注がれる温かな視線を窓越しに眺めながら、枯れたのではなく「休んでいるだけ」と語る。静かに、しかし力強く春を待つ老練な植物のぼやき日記。
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オーナメントのぼやき日記|だいたい、下のほうにいます

年に一度、箱から出されるオーナメント。きらきらした主役がツリーの上を飾るなか、わたしはいつも「下のほう」で静かに揺れている。写真には写らなくても、トリミングされても、ツリーの美しさを底から支える。控えめな飾りが語る、クリスマスの舞台裏。
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間接照明のぼやき日記|明るすぎても、暗すぎても、だめなようです

天井の灯りが消えたあと、静かに呼ばれる間接照明。「明るすぎると落ち着かない、暗すぎると不安」というわがままな夜の隙間を、ちょうどいい光で埋めるのがわたしの仕事。名前も呼ばれないけれど、誰かの夜を少しだけやわらげる、控えめな光の物語。
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カーテンのぼやき日記|遮光していても、文句は入ってきます

「遮光なのに明るい」なんて言われても、閉められた分しか仕事はできません。数センチの隙間に責任を感じつつ、外と内の境界線に立ち続けるカーテンの独白。完璧に仕事をこなせば名前すら呼ばれない、地味で静かで、少し誤解されがちな日常のぼやき日記。
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ラグのぼやき日記|ソファがあるのに、俺の上で寝るんだよな

立派なソファがあるのに、なぜか人は床に集まってくる。食べこぼしも、犬の占領も、冬の電気カーペットの熱も。すべてを「洗える」体で受け止めるラグが語る、少し不器用でやさしい本音。ゴロゴロしたくなるあの心地よさの裏側にある、床担当のぼやき日記。
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観葉植物のぼやき日記|古参の音が消えた日、わたしはただ光の向きを見ていました

秋の気配とともに始まった、冷蔵庫の買い替え計画。何度も寸法を測る家主の姿を、動けない観葉植物は静かに見守っていた。ブラックフライデーを経て入れ替わった「家の音」。去りゆくものへの感謝と、新しい光を受け入れる強さを綴る想像日記。