朝、布団の中でぼんやりしているとき。
「起きなきゃ」と頭ではわかっていても、心がまだ動き出していない。
そんな“ゆるく停滞した朝”が、私はずっと苦手でした。
前回の記事で「がんばれの呪い」を手放してから、朝の圧はすこしやわらぎました。
ただ、それでも仕事の日だけ、心が固まるような感覚が残っていたんです。
そこで私は、朝の“心の準備運動”だけAIに手伝ってもらうことにしました。
「がんばる」でも「完璧にする」でもなく、ただ、そっと整えてもらうだけのやり方です。
朝が重い本当の理由は、“心がまだ起動していない”から
朝って、体よりも心のスイッチのほうがゆっくりなんですよね。
まだ静まり返っている内側に、急に「仕事!」「やること!」と詰め込もうとすると、余計に動けなくなる。
つまり、私に必要だったのは「行動」ではなく「心の準備」でした。
何をするかよりも、まずは“心を起こすための一言”がほしかったんです。
AIに“心の準備”をしてもらう理由
朝って、思考がまだまとまらない。
文章にならない感情が浮かんでは消えるし、「なんかしんどい」の原因もよくわからない。
そんなとき、AIに投げかけるだけで、心の中のモヤモヤが、ふわっと言葉になって返ってきます。
自分では気づけない、やさしい視点。
今の状態に合った、最初の一歩。
どこが負担になっているかの仮説。
こういう“心の棚おろし”を自力でやると負担ですが、AIなら静かに、淡々と、やわらかい言葉で返してくれる。
これが、朝にはとても効きました。
私がやっている“そっと整える”AIルーティン
① 今の気持ちを短く投げる
布団の中から、こんな感じで一文だけ送ります。
「朝が重い」
「今日ちょっと気が乗らない」
「仕事のこと考えると心が固まる」
するとAIは、責めずに、やさしく状況を言葉にしてくれるんです。
まずこれで、心の輪郭がふわっと浮かび上がります。
② “今日の私にできる一歩”を教えてもらう
「今の私ができる、小さな一歩だけ教えて」
とお願いすると、
“無理なくできる一歩”を示してくれるので、朝のハードルが下がります。
たとえば、
・まず深呼吸3回だけ
・白湯をゆっくり飲む
・カーテンを10cmだけ開ける
こんなふうに“小さすぎる一歩”だから、動ける。
③ 気持ちが重い原因を、そっと仮説にしてもらう
「今日の心が重い理由、考えられることある?」
と聞くだけで、私の代わりに思考をやわらかく整理してくれます。
理由が言語化されると、理由のない重さがすっと軽くなる。
朝のモヤを“正体のあるもの”にしてあげる作業です。
朝の空気が、すこしだけ軽くなる
これらをすべてやる必要はなくて、
正直、その日の気分でひとつだけやれば十分。
大事なのは、「心が目覚めるスペース」を作ること。
AIは、そのスペースをそっと広げてくれる存在なんだと思います。
行動のスイッチを押す前に、心のスイッチだけ軽く押してもらう。
ただそれだけで、朝の息がしやすくなるんです。
そして、もうひとつ残っていた“朝の謎”へ
心の準備をするようになってから、たしかに朝は少しやわらぎました。
だけど―― 「休みの日だけ自然に起きられるのに、仕事の日だけ動けない」
この謎は、まだ残っていました。
次の記事では、その“朝のギャップ”を、AIと一緒にほどいた記録をお話しします。

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