静かなユーモア

ほのぼの日誌

アラームのぼやき|わたくしは、たしかに鳴りましたわ。

起床を強制するのではなく、あくまで「合図係」として。鳥の声で、朝の光を邪魔しないよう慎重に。寝具たちが作り上げた完璧な温もりのなかで、起きるかどうかはあなたの選択。できないのではなく「選んでいない」だけ。気品あるアラームが語るぼやき日記。
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エアコンのぼやき日記|人感知は、優しさのつもりでした

暑ければ冷やし、人が動けば全力を出す。最新の人感知機能はエアコンなりの「優しさ」だった。なのに返ってくるのは「なんか寒い」という文句と電気代への嘆き。必須の存在だからこそ好かれにくい、家電界の不遇なエリートが語る、少し切ないぼやき日記。
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オーナメントのぼやき日記|だいたい、下のほうにいます

年に一度、箱から出されるオーナメント。きらきらした主役がツリーの上を飾るなか、わたしはいつも「下のほう」で静かに揺れている。写真には写らなくても、トリミングされても、ツリーの美しさを底から支える。控えめな飾りが語る、クリスマスの舞台裏。
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カーテンのぼやき日記|遮光していても、文句は入ってきます

「遮光なのに明るい」なんて言われても、閉められた分しか仕事はできません。数センチの隙間に責任を感じつつ、外と内の境界線に立ち続けるカーテンの独白。完璧に仕事をこなせば名前すら呼ばれない、地味で静かで、少し誤解されがちな日常のぼやき日記。
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ラグのぼやき日記|ソファがあるのに、俺の上で寝るんだよな

立派なソファがあるのに、なぜか人は床に集まってくる。食べこぼしも、犬の占領も、冬の電気カーペットの熱も。すべてを「洗える」体で受け止めるラグが語る、少し不器用でやさしい本音。ゴロゴロしたくなるあの心地よさの裏側にある、床担当のぼやき日記。
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洗濯ネットのぼやき日記|あなたの服を守って早幾年、いまだ昇格の兆しはありません

洗濯機という名の戦場へ、あなたの大切な服を守るため出撃する「洗濯ネット騎士団」。名前も栄誉も、昇格の兆しすらなくても、ただジッパーを閉じて盾となる。当たり前すぎて気づかれない、けれど誇り高き“見えない働き手”が綴る、切なくも凛としたぼやき日記。
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イヤホンのぼやき日記|心のノイズキャンセリングは非対応です

ハイスペックなワイヤレスイヤホンの本音は、意外と「ブラック」?マルチペアリングに翻弄され、電波の糸に縛られる日々。外の音は消せても、持ち主の心のざわめきまでは消せない。耳元で静かに寄り添う相棒が綴る、便利で不自由な現代のぼやき日記。