#4 今日も空気を読んで勝手に不機嫌消火中。共感体質の不機嫌な人との関わり方

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不機嫌があからさまな人が
とっても苦手ではありませんか?

今回は、
共感体質の私がついついやってしまう
不機嫌な人との関わり方について綴ります。

共感体質あるある小話 第4弾

ドスンと雑に置かれたファイル。
キーボードを叩く強すぎる音。
いつもより釣り上がった眉毛。

誰かの「不機嫌の気配」を察知した瞬間、
私の脳内では警報が鳴り響きます。

「警告!Aさん不機嫌、Aさん不機嫌!」
「緊急で原因究明にあたれ!」
「地雷を回避せよ!」
「絶対に彼女の感情を爆発させるな!」
「くり返す!絶対に爆発を防げ!!」

脳内で構築される「不機嫌データベース」

不機嫌な人が近くにいる空間は、
とにかく苦手です。

空気が重く、
息がしづらくなるあの感覚は
是が非でも避けたいものでした。

だからこそ私は、
職場の「不機嫌になりやすい人」の観察を重ね、
周囲から情報を収集し、
脳内で地雷マップを構築していました。

  • Aさんはタイムリミットがせまると
    早口になり、イライラしやすい。
  • Bさんは想定した計画からはみ出ると
    感情的になりいやすい。
  • Cさんはタバコ休憩がないと、
    態度が雑になっていく。

地雷の位置と踏み抜くパターンを把握し、
発生しそうなリスクを
常にシミュレーションしていました。

頼まれてもいない「先回り火消し部隊」

地雷の位置を把握したら、次は「予防」です。

不機嫌な人が爆発して
場の雰囲気が最悪になるくらいなら、
積極的に自ら動いて
その火種を事前に潰した方が100倍マシ。

そう考えた私は、
誰にも頼まれてもいないのに
「先回り火消し部隊」として暗躍し始めます。

  • 面倒そうな雑務を、
    言われる前に終わらせておく。
  • 資料や記録を整理し、
    最終決定のみで提出できる状態にしておく。
  • 周囲のスケジュールを把握して、
    遅れそうなところにフォローを入れる。

「これでよし。今日の爆発は未然に防いだぞ」

私は走り回ってトラブルを回避し、
職場の平和は保たれました。

……そう、職場の平和「だけ」は。

空間は平和になったけれど、私が擦り減っていた

不機嫌の火種を先回りして消し続ける日々。

トラブルは起きないし、
周りからは「仕事が早くて気が利く人」と
感謝されることもありました。

でも、ふと気づくと、
業務終了時にはぐったりと疲弊していたのです。

自分の本来の仕事に加えて、
「他人の機嫌のメンテナンス」と
「先回りの火消し業務」まで
勝手に背負い込んでいたのだから、
エネルギーが枯渇するのも当然でした。

あとがき

不機嫌な人の気配を察知して、
ついつい先回りしてフォローに走ってしまう。

それは、
空間の調和を守れる観察眼を持っている証拠。

でも、
誰かが不機嫌になるのを防ぐために、
自分の時間やエネルギーを
差し出す必要はありません。

「あ、あの人今ピリついてるな〜」
「でも、それはあの人の課題!」

そう割り切って、
火消し用のバケツをそっと置く。

私はいまだに
心の消防車が暴れ回って
緊急消火をしたくなります(笑)

でも少しずつ、
他人の不機嫌を放置する練習を
しているところです。


前回、
#3 会話で脳内フル稼働するあるある小話

次回、
#5 他人にカメレオン同調していたあるある小話