決断が早い人を見ると、
「すごいな」
「なんでそんなに即決できるんだろう」
と思うことがありました。
一方の私は、
調べて、考えて、理由を集めて、
納得してからじゃないと動けない。
そのたびに、
「自分は優柔不断だな」
そんなふうに思っていました。
でも最近、ようやく腑に落ちたんです。
これは性格の問題じゃなく、
脳の安全装置が
強化されすぎていただけだったのだと。
判断が遅くなるとき、頭の中で起きていること
何かを決めようとするとき、
私の頭の中では、
同時にこんな処理が走っています。
- これを選んだら、あとで困らないか
- 失敗した場合、どこまでリカバリーできるか
- 周囲にどう影響するか
- 本当に自分は納得しているか
選択肢を見る前に、
「選んだ後の世界」まで
一気にシミュレーションしてしまう。
その結果、
決める前に情報処理が渋滞して、
いったん止まる。
これが、私の「判断が遅い」の正体でした。
それは優柔不断ではなく「安全確認」だった
よく言う「石橋を叩いて渡る」タイプというより、
私の場合はもう少し過剰です。
橋を渡る前に、
- 橋の素材
- 耐久年数
- 天気
- 通行人の数
- 落ちた場合の救助ルート
全部チェックしてからじゃないと進めない。
これは慎重というより、
アルソック強化系の脳内警備システム。
自分を危険にさらさないために、
「本当に大丈夫か?」を
何重にも確認しているだけでした。
「違和感に気づくのが遅れる理由」ともつながっている
この構造は、
その場で即NOが出ないこととも深く関係しています。
その瞬間は、
全体を一度飲み込んで処理しようとする。
だから「まあいいか」と流せてしまう。
でも、あとから静かな場所でふと気づく。
「あれ、ちょっとおかしかったかも」
これは判断力がないのではなく、
外部処理を優先する構造をしているだけ。
判断が遅い人は、実は失敗しにくい
即断即決タイプはスピードが武器。
一方で、私はこうでした。
- 一度決めるとブレにくい
- あとから後悔が少ない
- 同じ失敗を繰り返しにくい
時間はかかるけれど、
後処理が少ない設計だったんです。
「遅い」のではなく、
決める前に全部終わらせているのです。
判断が遅い自分との付き合い方
- すぐ決められない自分を責めない
- 「保留」も立派な判断だと知る
- 納得が必要な脳だと理解する
直す必要はありません。
知っておくだけで十分です。
おわりに|判断が遅いのは安全確認だった
私は、決断力がない人間だと思っていました。
でも実際は、
決める前に、全部見ていただけだった。
アルソック強化系の脳は、
動き出すまでに時間がかかる。
でも一度動き出したら、案外しぶとい。
それが、私の脳の仕様でした。
判断そのものより、
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