#8 「全員に好かれなくていい」と気づいた話。自分軸、取り戻し中

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他人の評価ばかりを気にして、
自分の心を満たすことができなかった日々。

周りの目を気にするあまり、
常に緊張し、息苦しさを抱えて生きていました。

そんな私が、他人の基準ではなく
「自分軸」を取り戻し、
自分らしく生きるために歩んできた
これまでの軌跡をここに綴ります。

「全員に好かれなくていい」

――そのシンプルな事実に
心から気づくことができたとき、
私はようやく
深く呼吸ができるようになりました。

これは、他者評価の呪縛から抜け出し、
本当の自分を見つけるまでの、
私自身のささやかな物語です。

自分軸、取り戻し中

根明修行で燃え尽きたあとも、
私は相変わらず「他者評価」に縛られていました。

服装、髪型、化粧、
ダイエット、英語や仕事の勉強…

努力はすべて、
“ちゃんとしてる人”だと思われるためのもの。

でも、どれだけ頑張っても、
どれだけ努力を重ねても、
心はいつも満たされません。

どこか空っぽ。

それでも前に進もうとすればするほど、
心のバッテリーは消耗され、
ただ、動いているだけの日々が続きました。

そんなとき出会ったのが、
千田琢哉さんの本でした。

詳しい内容は忘れましたが、
いまだに私の軸となる言葉がありました。

「たくさんの人に好かれなくてもいい」
「誰か一人が理解してくれれば、それでいい。」

胸に刺さりました。

“他者評価”を気にする私は、
言い換えれば“全員に好かれたい人間”です。

暗闇の中で、
出口を照らす小さなランプを見つけたような
そんな感覚でした。

救われた、というより
――ようやく呼吸ができた。

そこから、
私は「自分を整える側」に回りました。

飲み会は三回に一回でいい。
誘いを断っても、好感度はそんなに下がらない。
むしろ、自分の機嫌を取る方が重要。

そうやって
少しずつ自分を信じられるようになりました。

そんな中で出会ったもう一冊の本に、
「人生で叶えたい100のリストを作ろう」
という章がありました。

最初は軽い気持ちで始めたのですが、
「明日死んだら何に後悔する?」
という自問自答に、
ノートの前でしばらく固まってしまったのを
今でも覚えています。

誰かの期待ではなく、
“私がどうありたいか”を考えるようになったのは
この頃だったと思います。

ひとりカフェでブレストするのが日課になり、
「孤独=マイナス」という思い込みが
少しずつ薄れていきました。

あとがき

今では、ひとりの時間が
“静かな癒しの時間”になっています。

地獄の根明修行の副作用で得た対人スキルを、
今は自分との対話に使っています。


前回、
#7 根明修行で撃沈した話

次回、
#9 「体力不足」と勘違いし気絶していた話