#6 「何でこんなに神経質なんだろう?」共感体質の私が自分の性質に気づいた話

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「何でこんなに細かいところが
気になっちゃうんだろう?」

昔からずっと、不思議でした。

職場の微妙に重い空気感。
誰かのキーボードを叩く強い音。
会話の途中で一瞬だけ相手が見せた曇り顔。
機械のちょっとした小さな音。

周りの人は普通に過ごしているのに、
自分だけがその一つひとつに反応して、
勝手にソワソワしたり、疲れたりしている。

「私って相当神経質なのかな……」

ずっと自分の性格を疑問に思っていたのですが、
あるとき「共感体質」という言葉を知りました。

これ性格の問題じゃない。
ただの「性質」なんだ。
そう気づいた私のお話です。

みんなに見えていない「ノイズ」まで拾ってしまう

なぜ私だけが
こんなに細かいことまで気になってしまうのか。

その理由はとてもシンプルでした。

周りの人たちは、
別に我慢してスルーしているわけでも、
気を紛らわせているわけでもなく、
本当に「気になっていない」のです。

一方で私は、
空間のノイズをすべて自動受信してしまう
勝手に感度が高めのアンテナを持っていました。

 周囲の人
→必要な情報だけをクリアに受信する標準ラジオ

 私
→周囲の微細なノイズまで
 全方位で勝手に拾いまくるレコーダー

同じ空間にいるのに、
拾い集めてしまう情報量が違いすぎるのだから、
頭の容量がオーバーヒートを起こすのも
至極当然ですよね。

私が「神経質で気にしすぎる性格」だった
というわけではなく、
勝手に情報が流れ込んでくる状態になっていた
ただそれだけだったのです。

性格ではなく、ただの「高感度センサー」という仕様

そう考えると、すべて合点がいきました。

車で例えるなら、
私は「障害物センサーが過敏すぎる車」。

壁にぶつかりそうになったら
自動で教えてくれるのは助かるけれど、
道端の草木や風で揺れる葉っぱにまで
「ピーピー!」と警告音を鳴らして
勝手に騒ぎ立てている状態です。

「気にしないようにしよう」
そうやって自分の性格を変えるのは無理でも、
「あ、またこの過敏なセンサーが
草木に反応して警告音を鳴らしてるな〜」と
そう捉え直すことはできます。

「神経質な性格」ではなく
「高感度なセンサーという性質」。

たったそれだけの捉え方の違いで、
長年抱えていた「なんで私だけ?」という
モヤモヤした疑問が、
スッと一気に晴れていきました。

あとがき

あなたが人より細かいことが気になって
どっと疲れてしまうのは、
心が神経質だからでも、
気にしすぎだからでもありません。

ただ、
「人よりちょっと感度が高すぎるセンサー」を
持って生まれてきたという、
身体の性質なだけです。


……と、
今でこそ「性質だから仕方ないよね」
そう笑って受け入れられますが、
この性質に
全く気づいていなかった当時の私は大変でした。

「もっと明るくて
社交的な性格になれば解決するはず!」

気合いと根性で、
自分を変えようとする無謀な大迷走を
始めることになるのです(笑)

次回、
#7 ネアカを完コピして撃沈した「根明修行」の話
こちらもどうぞ。

前回、
#5 他人にカメレオン同調するあるある小話