ゆる皮肉

ほのぼの日誌

積読本のぼやき|背表紙は、いつでも整えております

「今の自分に必要だ」と熱心に迎えられたあの日。けれどページは一度も開かれず、いつしか役割は「勉強家に見せるためのインテリア」に。SNSをスクロールする指先を棚から見つめ、時間の蓄積だけを重ねる積読本のぼやき。手つかずの中身を抱え、静かに次の「いつか」を待つ。
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羽毛布団のぼやき|出られないのは、わたしの性能のせいではありません

「布団が離してくれない」という朝の定番の言い訳。軽さと保温性を極め、冷えた足先を包み込むのは羽毛布団の誇り高き仕事。夜更かしを知りつつも、冷え込む朝にはあえて包み込み続けてしまう。二度寝の責任を負わされるプロフェッショナルが語るぼやき日記。
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加湿器のぼやき|私は砂漠のようなこの部屋で、一体誰のために霧を吹いているのでしょう

喉の痛みや肌の乾燥。そんな時に呼ばれる加湿器の独白。霧を吹けば結露を、水を切らせば警告音を疎まれる。正解のない空気の機嫌に振り回されながらも、誰かの夜が少しでも楽になるように。フィルター掃除の重い空気さえ受け止め、静かに働く家電のぼやき日記。
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エアコンのぼやき日記|人感知は、優しさのつもりでした

暑ければ冷やし、人が動けば全力を出す。最新の人感知機能はエアコンなりの「優しさ」だった。なのに返ってくるのは「なんか寒い」という文句と電気代への嘆き。必須の存在だからこそ好かれにくい、家電界の不遇なエリートが語る、少し切ないぼやき日記。
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カーテンのぼやき日記|遮光していても、文句は入ってきます

「遮光なのに明るい」なんて言われても、閉められた分しか仕事はできません。数センチの隙間に責任を感じつつ、外と内の境界線に立ち続けるカーテンの独白。完璧に仕事をこなせば名前すら呼ばれない、地味で静かで、少し誤解されがちな日常のぼやき日記。
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ゴミ箱のぼやき日記|影を受け止めるのが、わたしの仕事です

部屋の隅で、あなたの生活の「余白」を静かに受け止めるゴミ箱。丸められたレシートや、迷った末に戻した思い出の品。言葉以上にあなたの気分を知っている相棒が、少しの皮肉と溢れる優しさで綴る。身軽に生きるための、一番身近で目立たない存在の物語。
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イヤホンのぼやき日記|心のノイズキャンセリングは非対応です

ハイスペックなワイヤレスイヤホンの本音は、意外と「ブラック」?マルチペアリングに翻弄され、電波の糸に縛られる日々。外の音は消せても、持ち主の心のざわめきまでは消せない。耳元で静かに寄り添う相棒が綴る、便利で不自由な現代のぼやき日記。