人間関係のかわし方研究。
自分軸を取り戻してしばらくすると、
私は「人間観察家」になっていました。
一緒にいると疲れる人と、なぜか落ち着く人。
その違いを見つけるのが、
ちょっとした趣味になっていたんです。
たとえば、毎度悪口ばかり言うのに
不思議と後味が悪くない人がいます。
言葉は鋭くても、どこかユーモアがある。
一方で、
毎度ネチネチ同じ愚痴を繰り返す人もいます。
聞いているうちに、
私のエネルギーが根こそぎ吸い取られていくような
そんな感覚になります。
他にも、「相槌を打ってくれる人」ではなく
「自分が相槌を打たせたい人」もいます。
相手の返事なんてちっとも求めていない、
会話のキャッチボールではなく
ピッチング練習のような人たち。
そんな人間模様を観察しているうちに、
「話す目的が違うだけで、疲れ方も違うんだ」
そう気づきました。
そこから私は
“かわしスキル”を磨いていきました。
愚痴エンドレスタイプや
自分語りピッチャータイプのときは、
聞いているフリをしながら、
自分の作業や食事を優先します。
共感してほしいタイプには、
オーバーリアクションでオウム返し。
「それでどうなったの?」と一言添えると、
自然に会話が流れます。
そして、あるときふと悟りました。
目の前の人に嫌われたところで、
それは全人類の何%なのか?
それで人生が大きく傾くことなんて、まずない。
そう思えた瞬間、
人と関わることが少しラクになりました。
あとがき
人との距離を取るのは、
逃げることではありません。
お互いに長く呼吸できる距離を選ぶこと。
今はその大切さが身に沁みています。
観察から始まったこの研究は、
今も静かに更新中です。
次回は、静けさを味方にしていく回復記です。
気になった方は、こちらからどうぞ。