#3 人間関係のかわし方研究

共感体質シリーズ第1章のアイキャッチ画像

人間関係のかわし方研究。

自分軸を取り戻してしばらくすると、
私は「人間観察家」になっていました。

一緒にいると疲れる人と、なぜか落ち着く人。
その違いを見つけるのが、
ちょっとした趣味になっていたんです。

たとえば、毎度悪口ばかり言うのに
不思議と後味が悪くない人がいます。
言葉は鋭くても、どこかユーモアがある。

一方で、
毎度ネチネチ同じ愚痴を繰り返す人もいます。
聞いているうちに、
私のエネルギーが根こそぎ吸い取られていくような
そんな感覚になります。

他にも、「相槌を打ってくれる人」ではなく
「自分が相槌を打たせたい人」もいます。
相手の返事なんてちっとも求めていない、
会話のキャッチボールではなく
ピッチング練習のような人たち。

そんな人間模様を観察しているうちに、
「話す目的が違うだけで、疲れ方も違うんだ」
そう気づきました。

そこから私は
“かわしスキル”を磨いていきました。

愚痴エンドレスタイプや
自分語りピッチャータイプのときは、
聞いているフリをしながら、
自分の作業や食事を優先します。

共感してほしいタイプには、
オーバーリアクションでオウム返し。
「それでどうなったの?」と一言添えると、
自然に会話が流れます。

そして、あるときふと悟りました。

目の前の人に嫌われたところで、
それは全人類の何%なのか?
それで人生が大きく傾くことなんて、まずない。

そう思えた瞬間、
人と関わることが少しラクになりました。

あとがき

人との距離を取るのは、
逃げることではありません。

お互いに長く呼吸できる距離を選ぶこと。
今はその大切さが身に沁みています。

観察から始まったこの研究は、
今も静かに更新中です。


次回は、静けさを味方にしていく回復記です。
気になった方は、こちらからどうぞ。