自分軸、取り戻し中。
根明修行で燃え尽きたあとも、私は相変わらず「他者評価」に縛られていました。
服装、髪型、化粧、ダイエット、英語や仕事の勉強・・・努力はすべて、“ちゃんとしてる人”だと思われるためのもの。
でも、どれだけ頑張っても、心はいつも満たされません。
それでも前に進もうとすればするほど、心の灯りは少しずつ弱まっていき、ただ、動いているだけの日々が続きました。
そんなとき出会ったのが、千田琢哉さんの本でした。
「たくさんの人に好かれなくてもいい。誰か一人が自分を理解してくれれば、それでいい。」
胸に刺ささりました。
“他者評価”を気にする私は、言い換えれば“全員に好かれたい人間”です。
暗闇の中で、出口を照らすランプを見つけたような感覚でした。
救われた、というより――“ようやく呼吸ができた”気がしました。
そこから、私は「自分を整える側」に回りました。
飲み会は三回に一回でいい。
誘いを断っても、好感度はそんなに下がらない。
むしろ、自分の機嫌を取る方が重要なんだ。
――そうやって少しずつ自分を信じられるようになりました。
そんな中で出会ったもう一冊の本に、「人生で叶えたい100のリストを作ろう」という章がありました。
最初は軽い気持ちで始めたのですが、
「明日死んだら何に後悔する?」
という問いに、ノートの前でしばらく固まってしまったのを覚えています。
誰かの期待ではなく、“私がどうありたいか”を考えるようになったのはこの頃だったと思います。
ひとりカフェでブレストするのが日課になり、「孤独=マイナス」という思い込みが少しずつ薄れていきました。
あとがき
今では、ひとりの時間が“静かな会議”のようになっています。
地獄の根明修行の副作用で得た対人スキルを、今は自分との対話に使っています。
次回は、「他人のペースではなく、自分のテンポで生きる」をテーマに書こうと思います。
第3話↓↓↓

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