#79 感情の省エネ③ | 嫌われても実害ゼロの「損得バリア」

共感体質シリーズ第4章のアイキャッチ画像

前回の#78では、
完璧な「凪」の日にふと上がってくる
「やり甲斐なしエラー」という
古い残像の消し方についてお話ししました。

世間のキラキラした呪いから脱出し、
「私は私の平穏を選ぶ」と決めたあなたへ。

今回は、この感情脱出編の最終回として、
外側からやってくる
「他人の評価や視線」を完全に無効化する、
防衛システムをお届けします。

それが、
「嫌われたところで私に1ミリも被害なし」
という損得バリア運用術です。

かつての私は、
「すべての人に好かれなければ居場所を失う」と
そう本気で信じていました。

一時期は「根明修行」と称して、
明るくて誰からも好かれるキャラクターへ
転身しようとして、
見事に大失敗した過去もあります。

けれど、ボロボロになりながら気づいたのです。

「人に好かれること」に必死になる生き方は、
私の生きたい人生には
全く必要のないものだったんだな、と。

職場の人と、仲良くなる必要ってある?

現在の私は、
職場の人と必要以上に仲良くなろうとは
1ミリも思っていません。

友達と仕事仲間は、完全に別物だからです。

もともと他人にそこまで強い興味がないので、
職場でわざわざ話題を探して
無理に話を振るのもやめました。

誰かの機嫌を取るために、
お世辞を言って持ち上げるのも一切終了です。

真面目な人ほど、
「そんな冷たい態度をとったら、
職場で嫌われてしまうかも……」と
そう不安になりますよね。

では、ここで「損得勘定」で、
ロジカルに計算してみましょう。

もし、職場の理不尽にキレる上司や、
毎度やらかす同僚に嫌われたとして、
私にどんな被害があるか?

 私の給料が下がりますか?
➔ 下がりません。

 明日食べるご飯がなくなりますか?
➔ なくなりません。

 命を狙われますか?
➔ 狙われません。

そう、驚くほど「1ミリも被害がない」のです。

もし万が一、
嫌われた腹いせに「仕事を回さない」といった
業務上の嫌がらせ(実害)をしてくる
不届き者が現れたなら、
その時は淡々とさらに上の上司や本部に
事実を訴えればいいだけです。

なぜなら、こちらは感情を盛らずに
淡々と仕事をこなしており、
ちっとも非がないのですから。

世の中、好き嫌いに関係なく
プロとして割り切って仕事をする方が多いですし、
私のように
「お互い淡々と静かに仕事をしたい」と願う
省エネ派も少なくありません。

職場は馴れ合う場所ではなく、
労働を提供してお金を稼ぐ場所。

嫌われたって、
実害がなければ「知らんがな」で終了です。

私の大切なバッテリーは、私の「大切な人」にだけ使う

「でも、プライベートの人間関係でも
そんなにドライでいたら、
本当に一人ぼっちになってしまうのでは?」
という疑問も湧くかもしれません。

ここが、このバリアの最大の秘密です。

私は、職場や外の世界に対して
冷徹なバリアを張る代わりに、
「自分の懐に入れた人」のことは、
ものすごく大切にしています。

私の限られた心のバッテリーを、
職場のノイズ浪費しないのは、
「私が本当に大切にしたい人たち」に
100%のエネルギーを注ぐためです。

最初から大切にしたい人の分母が
圧倒的に少ないからこそ、
その人たちとの関係に全力を尽くせるのです。

もしその大切な人から、
いつか嫌われてしまったら?

その時はシンプルです。

自分に非があるなら全力で謝ればいい。
もし自分に非がないのだとしたら、
それはただ「今回は縁がなかったんだな」と
パチッと瞬きして受け入れるだけ。

それだけです。

全員に肯定される必要なんて、一切ない

このブログを読んで、
「なんて冷たい考え方なんだ」と
バッシングしてくる人も、
世の中にはいるかもしれません。

でも、それでいいのです。

私の人生は、
すべての人に肯定してもらうために
あるわけではありません。

「私はこういう仕様で、
こう思って静かに生きているよ」という、
ただそれだけのこと。

職場の人間関係という「戦場」で、
オドオドしてビビり倒す必要はもうありません。

脳内に「損得バリア」をガチッと展開して、

「嫌われたところで、
私の人生には1ミリも被害なし」

と心の中でフッと笑いながら、
今日も定時まで静かに、淡々と、
省エネモードで生き抜いていきましょう。


いかがだったでしょうか?

空気のように他人の感情を吸い込んでしまう
そんな共感体質だからこそ
自分と他人の感情の迷宮に陥りがちです。

私は長い黒歴史を経て今に至りました。

まだまだ悩むことや失敗することも多いけど
自分なりのすこやかさを求めて
今日もゆるっと生きてます。