#7 今日も空気を読んでいます

共感体質シリーズ第1章のアイキャッチ画像

あるある小話 第1弾

共感体質の一番の特徴は、
頼まれてもいないのに他人の感情を
受信することだと思います。

今日も勝手にチューニング中。

たとえば、会議中の上司の目線ひとつで
脳内会話が始まります。

「いま目そらした=やりたくない?」
「あの目、呆れてる?」
「おい、オマエ!空気読まない発言やめろ!」
と、脳内で全力ツッコミ。

——目は口ほどに物を言うどころか、
もはや心のラジオ番組。

こっちは受信料払いたいくらいです。

エレベーターでも、
気づけば自動的に案内係モード全開。

ボタンの前に立とうものなら、
「何階に行かれますか?」
と聞きたくなり、降り際には
「ご利用ありがとうございました」
と言いたくなる。

乗ってるだけなのに、サービス精神の発作。

さらに厄介なのは、
「この人いま機嫌悪いな」と察した瞬間。
悪化させないよう、周囲の環境を整えはじめます。

仲の悪い先輩同士を引き離したり、
空気読まない後輩をさりげなく別の席に誘導したり。

気づけば、もはや“気配の交通整理員”

相手が笑顔を取り戻すと、
「今日も平和を守れた」と妙な達成感に包まれます。

たぶんこういう気疲れを、他の人は
何も感じてないだろうことは理解しています。

しかし、私が空気を読みすぎることで、
今日も世界は平和に回っている!
……に違いない。(祈り)

共感体質の宿命。
今日も勝手に空気を読んでいます。


次回は、共感体質あるある第2弾です。
気になった方は、こちらもどうぞ。