#4 本音をすくい上げるステップ

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棚卸しが終わり、
気持ちとタスクの仕分けもできたら——

いよいよ、
本音をすくい上げるフェーズに入ります。

ここは焦らず、ゆっくり、
自分の“内なる声”に近づいていく時間です。


① いまの「気持ち」をそのまま言葉にしてみる

まずは、理由も整合性もいりません。
ただ 「いま、何を感じているか」 を書き出します。

・疲れてる
・なんか不安
・やる気がでない
・あの人の一言、ちょっと引っかかってる

こんなラフさで十分です。

ここで大事なのは“正しさ”ではなく、
存在している感情を見つけること

言葉にすると、それだけで
気持ちが少し見える位置まで浮かび上がってきます。

② 感情の奥にある「理由」をゆっくり探る

次は、その気持ちが
どこから来ているのかを探してみます。

いきなり深掘りしなくて大丈夫です。

「なぜ?」と聞かれるとしんどい人は、
言い換えましょう。

・これは“何に”反応している気持ち?
・どの瞬間に強く感じた?
・身体のどこがざわつく?

理由はひとつとは限りません。

重なっていることもあるし、
ぼんやりしていることもある。

ここでは輪郭だけつかめれば十分です。

③ その気持ちを「どう扱いたいか」を考える

ここで初めて、
行動につながる問いを使います。

・この気持ち、もう少し聞いてあげた方がいい?
・ここは距離を置いた方がいい?
・改善したいなら、どんな小さな一歩ならできそう?
・いまの自分に優しくするなら、何が必要?

本音とは、
“自分がどうしたいか”の種です。

いきなり最適解を出さなくていい。

今の自分ができる、
小さな「方針」だけ決めればそれで十分です。

④ 本音が見つかったら、そっと言葉をまとめる

最後に、本音を一行でまとめます。

これは “正解を書く作業” ではなく、
自分へのメモ

例:
・私はもっと丁寧に進めたいだけだった
・本当は傷ついていた
・忙しさに飲まれていただけだった
・やらなきゃじゃなくて、休みたいだけだった

こうして書き出すと、
不思議なほど気持ちが落ち着きます。

本音は「気付いてもらえた」瞬間に
静かになるからです。


次回予告:まとめと行動フェーズへ

次は、本音をもとに
「何をどう進めるか」を決めるステップです。

行動案を作るときに大事なのは、
現実的で、やさしい一歩だけ。

ひとり会議の締め方を、丁寧に紹介します。