新人の頃なぜか、
伝達係のような立ち位置になることがありました。
特別に優秀だったわけでも、
発言力があったわけでもありません。
ただ、
なぜか頼まれやすかった。
上下関係と、派閥のある職場
当時の職場は、
上下関係がかなり厳しく、
派閥のような空気もありました。
直接言いにくいことを、
誰かに伝えてほしい。
そんな場面が、
わりと頻繁にあったのです。
今のようにLINEも普及していなかったので、
実際にその場まで行って、
言葉を届ける。
そんな役回りを、
新人の私が担っていました。
困ってはいなかった
正直に言うと、
それで大きく困った記憶はありません。
板挟みになった感覚も、
そこまで強くはなかった。
だから当時は、
「そういうものなのかな」
くらいに受け止めていました。
なぜ私だったのか
でも今思うと、
少し不思議です。
なぜ、
新人の私が選ばれていたのか。
たぶん理由は、
とても単純でした。
頼みやすかった。
話を聞いてくれそうだった。
角が立たなそうだった。
つまり、
機能として扱いやすかった。
ただ、それだけだと思います。
それもひとつの役割だった
振り返ってみると、
これは、
気づけば背負っていた役割でした。
伝達係として、
無意識のうちに担ってしまっていた。
でも、
それを当然にし続けると、
少しずつ消耗していく。
今なら、
その役割を引き受けるかどうかは、
選べたのだと思います。