彼女の話は、
とにかく、よく飛びました。
話している途中で、
いつの間にか別の話題にすり替わっている。
本人の中では、
ちゃんとつながっているらしい。
でも、
聞いている側からすると、
地図がないと迷子になる。
話が飛ぶ、主語が消える
LINEでも、
対面でも、
同じでした。
「え、いつからその話?」
「それは、誰の話?」
「今の話は、つまりこういうこと?」
確認しながらでないと、
会話が成立しない。
相談されることも多かったのですが、
何を相談されているのかを理解するところから、
始める必要がありました。
職場では、道案内役になる
仕事の場面でも、
少し小難しい話になると、
理解が追いつかない様子がありました。
そのたびに私は、
特に意識することもなく、
こう説明していました。
「それは違う」
「Aさんは、○○してと言っていた」
「つまり、AがBに変わったということ」
気づけば私は、
会話の流れを整理し、
行き先を示す役になっていました。
会話の交通整理という役割
当時は、
ただ話を聞いているだけだと思っていました。
でも今ならわかります。
私は、
会話の交通整理をしていました。
話が衝突しないように。
迷子が出ないように。
方向がズレないように。
無意識のうちに、
道案内役を引き受けていたのだと思います。
役割は、勝手に固定される
彼女は、
話を聞いてもらえている感覚だったと思います。
でも実際には、
私が会話を成立させていました。
整理し、翻訳し、
進める役を引き受けていた。
誰かに頼まれたわけではありません。
でも、
私が整理しないと進まなかった。
これもまた、
勝手に割り振られた役割でした。
※この出来事を、
距離を取るところまで含めて書いた記事はこちら。
→ 距離バグ陽キャ同期の話