#59 好意と距離は、別の話

共感体質シリーズ第2章のアイキャッチ画像

人に好かれることと、
好きになることは、別の話です。


好意と距離は比例しない

相手が笑顔で話してくれる。
懐いてくれる。
信頼してくれる。

それ自体は、ありがたいことです。

でも私は、
好かれたからといって、距離を縮める義務はない
と思っています。

相手の好意と、
私の好意は、
必ずしも一致しません。

深掘りしないという選択

誰かに強く好かれると、
距離は、向こう側から縮まってきます。

話しかけられる回数が増える。
共有される出来事が増える。

自然と、接触は濃くなっていきます。

でも私は、
あえて深掘りしません。

「へえ」
「そうなんですね」
「なるほど」

キャッチボールは、最小限。

盛り上げない。
広げない。
次につなげない。

これは冷たさではなく、
自分を守る距離設計です。

好きではないという事実

相手に嫌悪があるわけではありません。

ただ、
私の温度は、そこまで高くない。

それだけです。

好かれているからといって、
同じ温度で返さなくていい。

笑顔は出せる。
礼儀も守れる。
でも、距離は縮めない。

線は静かに引けばいい

共感体質は、
つい相手の温度に引きずられます。

でも今は思っています。

好意は、受け取るだけで十分。

同じ温度で返さないことは、
裏切りではありません。

それ以上は、
引き受けなくていい。

好かれても、
私は私の距離を保ちます。

距離を保つことは、
私にとっての境界線のひとつです。