#58 空白は空いていない

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予定が入っていない日は、
「暇」と呼ばれがちです。

でも私にとって、その空白は――
ちゃんと、埋まっています。


あなたの「暇」と、私の「暇」は違う

カレンダーに何も書いていない日。

世間一般では、
「空いている日」かもしれません。

でも私にとっては、
そこは回復のために確保された領域です。

予定がない=時間が余っている、
ではありません。

予定がない=来週も生きていくための充電日
なのです。

ゼロが理想という感覚

正直に言うと、
休みの日の予定は、ゼロが理想です。

ひとつ入るだけで、
私はその前後のエネルギー配分を考え始めます。

「あ、来週ゆるめにしよう」
「ここで回復時間を確保しよう」

これは悲観でも、
面倒くさがりでもなく、
自分を壊さないための調整です。

空白は、在庫

予定のない日を、
私は“空き”だと思っていません。

それは、
安心の在庫です。

ずっとゴロゴロしていてもいい。
非生産的なゲームをしてもいい。
誰とも連絡を取らなくていい。

それは怠惰ではなく、
接触遮断による再起動時間です。

空白は空いていない

予定が入っていないからといって、
「会えるでしょ?」
「暇でしょ?」
と言われることがあります。

でも、違います。

その空白は、
すでに私が使っています。

来週も普通の顔で生きていくために。
ちゃんと笑って話せる自分でいるために。

空白は、空いていません。